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マルプ日報

スタッフの日々のよしなしごと

2016年2月のマルプ日報

阿佐ヶ谷美術専門学校 卒展レポート

初めまして。4月からマルプデザインで働かせていただく陳と申します。
よろしくお願いします。


早速ですが、現在私が通っている、
阿佐ヶ谷美術専門学校の卒業展示を紹介させていただきます。

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会場は本校である阿佐ヶ谷美術専門学校です。展示作品を見ながら学校全体も見ることができ、雰囲気を掴めると思います。
今年の卒業展示のテーマは「パノラマ」で、メインビジュアルの大きな弾幕が目印になります。

この学校は6つの課と研究科がありますので、順番に紹介していきます。





視覚デザイン科

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グラフィック、写真、イラストレーション、エディトリアルの専攻があり、
主に平面のデザインを学べます。
デザインをするものは平面ですが、
今回は展示をするということで見せ方にこだわっている作品が多いです。

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私のはこの科に所属しております。
お金をテーマに図鑑をイメージした本を制作しました。
背景はなんとお札...ではなくお札のイラストの壁紙です。
お金の歴史や経済の話しなどをイラストや図を交えてわかりやすくまとめました。


映像メディアデザイン科

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普段写真の撮影で使う教室が上映館になっており、映像を流しております。


キャラクターデザイン科

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キャラクターデザイン、漫画、アニメーションの専攻があります。
ゲームやアニメを想定した企画を考え、その設定やビジュアルポスターなどが展示されています。


イメージクリエイション科

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ここはとても自由な学科で立体をはじめ、フィギュア、イラスト、絵画などそれぞれの好きなことを生かした作品が並んおり、不思議な空間になっております。


リビングプロダクトデザイン科

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空間を意識したデザインで、大きい立体の作品が主になります。
家具のデザインや建物の模型などがあります。


絵画表現科

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古典から現代を技法を学ぶことができます。その技法を生かしたイラストや風景画、好きなもの大きなキャンパスに描いた作品などがあります。


研究科

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この学校は三年制ですが、もう一年研究科で学ぶことができます。
三年の間でそれぞれ6つの科で学んでた人たちが一つの科に集まるので、作品はジャンルを問わず様々です。





ほかにもスタンプラリーやシルクスクリーン体験、OBによるドローイング実演などイベントが目白押しです!
開催期間は本日の26日〜29日の月曜日まで、四日間になります。
残り少ないですが、少しでも興味を持っていただけた方は、是非いらしてくれると嬉しいです。


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阿佐ヶ谷美術専門学校 卒業・修了制作展 「パノラマ」
日程:2016年2月26日〜29日
時間:10:30〜19:00
会場:阿佐ヶ谷美術専門学校
〒166-0011 東京都杉並区梅里1-3-3
東京メトロ丸ノ内線、新高円寺駅から徒歩5分
URL:http://www.asabi.ac.jp/sp/
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清水良洋

週報:プ親方の小部屋9/53

マルプ清水です。


またまた今週何をやっていたんだかスグに思い出せん?(爆)
いやいや今週も割と憶えてます。


そろそろ2階、3階(マルプは制作班が2階、佐野清水は3階)ともに
版元年度期末の繁忙期にもひと区切り目処が見えてきました。


月曜日は朝から〈新池袋モンパルナスまちかど回遊美術館〉の撮影。
昨年〈要町まちかど回遊ハンドブック〉を企画制作しましたが
これが大変に好評で今年は増補改訂版を制作する事になりました。
そして全体のメインビジュアルとも連動する事になり
ビジュアル面の重要な部分を高倉クンにお願いした次第なのです。


それにしても寒い!しかしモデルを務めて下さった毛利悟巳さん
この寒さの中でも、溌剌としたエネルギーに充ちていた!


ビジュアル解禁はまだ少し先ですが
春先の池袋は毛利さんの笑顔が目を惹いている事でしょう!
お楽しみに!

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高倉クンの思い出を語り出したら、もうキリないですねぇ〜。
今はマルプから巣立っていった高倉クンの活躍を耳にする度
とても嬉しく思ってます。


もう10年以上前、出会った頃の高倉クンは舞台俳優として活動し
芝居の宣伝美術などのグラフィックデザインも手掛けてました。
マルプデザインの前、Push-upの頃です。


当時は佐野とふたりで営んでましたが、編集者のYさんが
「人を雇った方がイイよ」と背中を押してくれ今に至るワケですが、
この時の話も面白き思い出です。いずれ機会があったら書きますね。


儲ける事を優先するなら、佐野とふたりでやってる方がイイんですが、
「さて、自分達が人を雇い入れるのは、どういう事か」と
佐野とディスカッションを重ねに重ねて、行き着いたのは
「よい人材を社会に輩出するのは〈社会貢献〉」という考えです。
以来、Push-up時代から新卒採用は今年で13人目。
中途採用者も書籍デザインをやってなかった者(ひとりを除いて)を5人を採用。


〈何も出来ない所〉から〈安心し任せられるな〉と思える様になった頃、
そのスタッフの手掛ける仕事が愉しみになってます。
「今回はどんなデザインするかな?」「おぉ、オレはこんな風には出来ないなぁ」
「何も出来ない新卒がここまで育ったか」と嬉しく思っていると、
その辺りで退職していきます。


僕が子どもの頃、山口瞳さんの〈新成人諸君〉や〈新入社員諸君〉などの
サントリーの全5段新聞広告が出稿されていた。
柳原良平さんの絵がまた洒落ていて、
今思い出しても美しいレイアウトの広告だった、そしてメッセージがありました。
特に新入社員向けの広告に「入社して3年間は辞めずに勤めろ」と
書いてあったのを強烈に憶えている。


僕が最初に勤めた印刷会社〈S〉は〈東京デザイナー学院〉の
夜間に通いながらだったので2年勤務し卒業時に退職。
そしてデザインプロダクションの〈P〉に入社し3年半程勤務した。
〈P〉には新卒でこの業界に拾ってもらったという恩義今でも抱いてます。
そして山口瞳さんの文に影響され「入社して3年間は辞めずに勤め」ました。


その山口瞳さんの文をネット検索し原本には辿り着けなかったが、
その事を紹介している文に行き当たった。
紹介している方は「時代のスピードが早まっているので、
(3年でなく)2年間でいいんじゃないかと思います。」と記してあった。


今は2年なんですかねぇ〜、
下積みには色々なものが含まれると思います。
ルーティンであっても、必ず糧となります。
仕事って自分の分を自分の机の上でやるだけじゃないのよねぇ〜。
実作業だけではなく、自分が先輩から世話をしてもらったのなら
後輩の世話をする期間というものが、
後々得難い経験として活かされると僕は思ってます。


とはいえ、僕も最初に勤めたプロダクション〈P〉は3年余り勤めたましたが、
その後は幾つかの職場を移りました。
中にはとても短い時間で去って行った時もありました。
あの頃の自分は〈次へ〉とはやる気持ちを抑える事が出来ず居ましたが、
今は〈あの時、オレを送り出した人達の気持ち〉に
思いを馳せる歳になりました。


フト〈石の上にも三年〉という故事を思い出し
ネット検索してみたらこんな記事がありました。
今の時代はそういうモンなんですねぇ〜。


制作メモ投稿しました、宜しかったら覗いてみてください。
今週も有り難うございました。次週も宜しくお願い致します。


*画像は豊島区西池袋。
東京芸術劇場〉前。ホント、寒い中
高倉クンと毛利さんお疲れさまでした。

清水良洋

週報:プ親方の小部屋8/53

マルプ清水です。


またまた今週何をやっていたんだかスグに思い出せん?(爆)
いやいや今週は割と憶えてます。


土曜日から風邪っぴきになり、土曜はゼェゼェしながらも
掃除洗濯をし、細かい事を片付けに出社。


そして日曜日は「待ったナシ」でシリーズ本の装幀案を作成。
粘って案をいくつか考え最後には担当編集氏から
「ありがとうございます。いい感じですね。大満足です!」
と、なんとか収拾したが他にも装幀案や版下作成やら
いつも通りといえばいつ通り。

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木曜日は『祖父江慎とコズフィとコズフィッシュ展』のトークイベント
「造本あれこれそれ話」予約していたが、それを李に譲って
佐野と東京ノーヴイ・レパートリーシアターの「アンティゴネー」を観劇。


東京ノーヴイは前身となる劇団からのお付き合い。
佐野が旗揚げから主な宣伝美術など担当してます。
そのご縁でいくつもの舞台を観てみました。


東京ノーヴイはロシアでのレパートリーシアター方式を
下北沢で実践しています。
初期のレパートリーにはチエーホフの作品がいくつかありました。
精神科医でもあったチエーホフの作品は
観る人の感情に訴え、心の治癒目的もあったと聞いた事があります。


東京ノーヴイの大きな柱は演出家のアニシモフ氏です。
アニシモフ氏は東京ノーヴイを「私達の演劇はとても面白い。
でも気晴らしの為の演劇ではありません。」と言います。


今まで東京ノーヴイの色々な演目を観て来ました
マスタークラスのワークショプを見学させて頂いた事もあります。
改めて思うと、僕自身折々で大きく影響を受けてきました。


下北沢の〈東京ノーヴイ・レパートリーシアター劇場〉で観る東京ノーヴイの芝居。
目の前で起こっている出来事を息をひそめて目撃している、そんな体験です。
そしていつも観る側が考えをめぐらせる事になる
「体感し思考する演劇」だと思ってます。


今回の「アンティゴネー」、
佐野が感想を投稿していますが是非おススメしますし、
今後の東京ノーヴイの公演もオススメです。


制作メモ投稿しました、宜しかったら覗いてみてください。
今週も有り難うございました。次週も宜しくお願い致します。


*画像は世田谷区北沢。
下北沢駅南口から徒歩80歩。正面のカラオケ館の入る建物の3階が
〈東京ノーヴイ・レパートリーシアター劇場〉です。

佐野佳子

なぜいまギリシャ悲劇?

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マルプ佐野です。 東京ノーヴイ・レパートリーシアターの 「アンティゴネー」の初日を見てきました。


物語は、アンティゴネーが掟に背き、
反逆者として屍を葬ることを禁じられた兄を弔ったことが発端になります。
それを王は咎めるのですが、アンティゴネーは愛に従ったと譲りません。


王の言うことは絶対。王は周囲の進言を聞き入れない。
そうこうするうちに王は大切なものをすべてを失ってしまう。


あれれ? これっていまの日本?


行き詰まっている組織を見ているようでした。
日本はいったい何世紀前に戻ろうとしているのでしょうか。
権力を持つ一部の人たちの幸福のために切り捨ててきた
人々の権利を確立してきた歴史に逆行する愚かさをそこに観ました。


すべてを失った王の悲痛な叫び声が印象に残っています。
↓まだ公演あります。
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ギリシャ悲劇「アンティゴネー
2016年2月18日(木)~20日(土)、2月25日(木)~27日(土)
劇場/下北沢 東京ノーヴイ・レパートリーシアター

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