すこしご無沙汰しています。マルプ星野です。
もうすこしで震災から3週間。
いつも通りの慌ただしい金曜日におこった地震は
日本をくるりと変えてしまいました。
(少なくとも、わたしの世界観は。)
みなさんは、この3週間をどのようにすごされたでしょうか?
わたしにとっては、
今東京という場所でデザイナーという職業をしていること、
これまでのこの先のこと、まわりのひとのこと、
ひとつひとつ、手に取って触って確かめるような日々でした。
こんな青二才がチープかもしれないけれど、
決意みたいなものが必要だとひしひしと感じました。
どうしていいんだかよくわからなくて、
でもとにかくこわくて、こまって、どうにかしたくて、
とにかく沢山沢山泣きました。
(ちいさなことが嬉しくて泣いたりも、しました。)
あれから、
普段の荷物にすこし+αをして、
避難用バージョンの荷物を持ち歩いています。
靴はもともとヒールを履かないたちなので、
動きやすく歩ける靴。
バックの中のマッチとろうそく・チョコレート1箱、
それからずっと大事にしている「智慧の実のことば」という本が
お守りがわりです。
ニュースの見方は相変わらずむつかしく、
いつまで経ってもなれません。
上手な情報選択の仕方・何を信じるかの基準も、
いかに偏っていてあやふやだったかを思い知りました。
東京の生活の中には、停電や余震などの〝非日常〟が
するんと日常にとりこまれています。
それは、復興のために必要なことでもあるし、
とてもおそろしいことでもあると思う。
ものすごくすれすれなラインで、
なんとか保って生活をしているような雰囲気です。
ひとりひとりが、だまって口をつむって、表情をマスクで隠して、
一生懸命我慢して頑張っているのではないでしょうか。
泣いたり、笑ったり、おこったり、おびえたり。
きちんと言葉にしたり、
考えていることをたしかめたり、歌ったり、、、、、、
そういうこと、しているかなあ。
涙やため息は、ちゃんと出ているかなあ。
東京は元気でいなくっちゃいけないけれど、
そのためには緩んだ部分が必要だと思うのです。
〝不謹慎〟のラインに触れないように、
どきどきしながら生活しています。
前はのびのび書いていた日報も、今とても気を使って書いています。
もしかしたら私が発信したことが、誰かにとってとても不愉快かもしれない。
傷つけてしまうかもしれない。
「不自由のない場所にいるからできることだ」と思われてしまうかもしれない。
この大きすぎる悲しい出来事で、
あらためて「発信のむつかしさ」を思い知っています。
_________________________
そんななかで、うれしい出来事がふたつ。
ひとつは、わたしの生まれ育った人口5200人の村が
1000人の被災者を受け入れたというニュースを聞いたこと。
スキー場や尾瀬の入り口がある観光地で、ホテルや民宿がたくさん。
長期的に見たらきっといろいろな心配はあるだろうけれど、
とにかく、あたたかいお風呂に入って、
ふかふかした布団で寝て欲しいなあ。
村中がおもてなしのプロな生まれ故郷を
誇りにおもう出来事でした。
▶ニュース記事
_________________________
そして、ふたつ目のおおきなこと。
マルプに新しい仲間が増えました。
「大胡田友紀」さんです。オオコダユキと読みます。
お迎えにあたって、2階スタッフであだ名を考えていました。
・コダさん
・オッコさん
・ダコタさん
などなど。
そして、入社して1週間とすこし経った今、
彼女は〝コディ〟と呼ばれています。
小さな体でくるくるよく動く期待の星!
日本中がくたびれきった空気の中、
ぴかぴかしたひとが側にいるのはなんて大切なことか、
思い知る毎日です。
マルプにいらっしゃった方はお声がけ下さいませ。
刷り上がったばかりの名刺と共にご紹介いたしますので!
▶コディのご挨拶
_________________________
しめくくりに、
被災された方・犠牲者の方に、
心からお見舞いとお悔やみを申し上げます。
そして、ひとりひとりの気持ちのどこかに、
いつでも灯りみたいなものがありますように。

まとまらないけれど、おしまい。




