Malpu Design

マルプ日報

スタッフの日々のよしなしごと

清水良洋

週報:プ親方の小部屋11/53/17

マルプ清水です。
今週も割とのんびり。

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01)練馬区上石神井
給水塔か何かですかね。


02)練馬区関町
畑にあった看板。


03)練馬区関町
畑の横にあった無人販売。


04)杉並区善福寺
あなたの公-差-点〉で『手話ガーデン』を受講
講師の数見陽子さんがスゴイ!何がどうスゴイって
受講生をリラックスさせ手話を体験させるんだけど、
包容力というか「数見先生の掌で遊んでいる」そんな感覚になります。
終始笑顔の絶えない時間でした。


05)杉並区善福寺
公園。


06)新宿区神楽坂
〈THE GLEE〉で〈劇団メリーゴーランド〉特別公演観劇。
今回も面白かった。


07)新宿区神楽坂
古本市。


08)新宿区赤城下町
おぉ!榛原!


09)新宿区改代町
流石、印刷の町。


10)新宿区東五軒町
トーハン。


11〜14)文京区大塚
1本路地に入ったらこんなオブジェが!


15)文京区大塚
そうか、つづくのか。


16)北区西が丘
キレイだな、と。

清水良洋

中東世界の音楽文化(スタイルノート)

マルプ清水です。

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書名中東世界の音楽文化
副題:うまれかわる伝統
編者:西尾哲夫/水野信男
著者:飯野りさ/小田淳一/斎藤完/酒井絵美/谷正人/
   椿原敦子/樋口美治/堀内正樹/松田嘉子
版元スタイルノート
発行:2016年9月28日 第一刷
判型:A5判  横組 並製


カバー(面付けします)
用紙:クラフトペーパーデュプレ ハトロン判 T目 129.5kg 
  (クラフト面に刷ってください)
刷り:特色1色+スミ1色=2色
   C版対応特色=オペークインキ白
  (オペークインキは3度刷り。但し色校正時に2度刷りと3度刷りを見比べます)
   K版対応刷色=スミ
加工:グロスニス
表紙
用紙:OKサンド 四六判 Y目 170Kg ブライト
刷り:特色1色=DIC619
本扉
用紙・刷り:本文共紙共刷
見返し
用紙=クラフトペーパーデュプレ ハトロン判 T目 108kg 
  (クラフト面を貼ってください)

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「中東地域の音楽事情、民族音楽学、文化人類学の最前線がわかる!」と
帯の文言にありますが、フィールドワークとしての伝統研究を
「伝統を繋ぐ」「伝統を継ぐ」「伝統を紡ぐ」「伝統を創る」と
4つの軸で過去・現在・未来が書かれてます。


同じ版元の『イスラムと音楽』がうまく出来き
「同じ事は出来ないし、、、」と随分悩みました。


「最終的にシンプルだけど惹きが強いものにしよう」と
表裏表情の違う晒クラフトと未晒クラフトの抄き合せ紙
〈クラフトペーパーデュプレ デュプレ〉をカバーと見返しに
表紙は〈OKサンド〉のブライトを指定、
そう!砂漠をイメージしました。

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またも僕の撮る腕がなく(>ω<)画像では差が分かりずらいですが
カバーはオペーク白を2度と3度刷りふたつを試してます。
画像で下が2度、上が3度です。
まぁ2度刷りは3度刷りの途中なんです「どれくら違うかな」と
よい機会なので見せてもらう事にしました。


4度、5度と刷り回数を増やせばそれだけ白くなるんですけど
予算その他も考え「3度でイイな」と判断しました。

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スタイルノートの単行本は紙の余った部分を利用し「しおり」を作ってます。
読者へのちょっとした贈り物ですね。


同業の友人等にも評判がよく、版元からも
「評判は高くて「これ白を重ねてるんだ!へぇ」みたいな反応も多く、
書店さんからも「専門書なのに品がいいですね」と高評価をもらったりしています。
実際、書店に並んでいるのを見ると、けっこう目立っていると思います。
著者の方々も、僕に直接「かっこよく仕上がりましたね」と
いったメールをくださった方は何人かいます。」とメール頂きました。


Amazonの書影をみるとやっぱりPCデータで再現は難しいですね
「この実験的な提案をよく受け入れて頂けたなぁ」と感謝します。
紙ならではの風合い、是非書店で見掛けたら手に取ってみて下さい。
論文集ではありますが、誰にでも読みやすく書かれてますので、
中東世界の音楽に興味のある方は入門書としてどうぞ。


装幀:清水


清水良洋

回想 私の手塚治虫(山川出版社)

マルプ清水です。

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書名:回想 私の手塚治虫(塚は旧字)
副題:『週刊漫画サンデー』初代編集長が明かす、大人向け手塚マンガの裏舞台
著者:峯島正行
版元:山川出版社
発行:2016年12月2日 第一刷
判型:四六判  縦組 上製


カバー
用紙:ヴァンヌーボV 四六判 Y目 130Kg ホワイト
刷り:オフセット4色
加工:グロスニス

用紙:スタードリーム-FS 四六判 T目 88Kg ゴールド
刷り:特色1色=DIC582
表紙
用紙:ヴァンヌーボV 四六判 Y目 105Kg ホワイト
刷り:特色1色=DIC582
別丁扉
用紙:クラフトペーパーデュプレ デュプレ ハトロン判 T目 108Kg 
  (白面に刷って下さい)
刷り:特色1色=DIC619
見返し
用紙:クラフトペーパーデュプレ デュプレ ハトロン判 T目 108Kg 
  (白面を貼り白面は別丁扉の対向面になります)
ヘッドバンド
86(伊藤信男商店)
しおり
22(伊藤信男商店)

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これまであまり語られる事の無かった手塚治虫の「大人漫画」の世界を、
昭和34年創刊『漫画サンデー』(実業之日本社)
初代編集長だった著者が編集者の視点、研究者の視点で
手塚治虫は〝大人マンガ〟で何を描こうとしていたか?を解き明かします。


装幀用に当時の手塚氏の写真を支給されました。
トレードマークのベレー帽、エネルギーが漲る表情
「コレはイイ素材だなぁ〜」とウレしくなりましたが
画像状態は解像度等々難しいデータ、
「アンシャープを掛け過ぎてもこの古い写真の味が無くなるし」と
絵を描く様に丁寧にレタッチしました。


カバーの刷りはダブルトーンとも思いましたが4色でレトロ風味に色調補正、
棚差しでもしっかり「手塚先生に関する本」と伝わる様に背にも同じ画像を配置。
手塚治虫を語った本、一番の訴求素材は手塚先生のポートレートですもんね。

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全体として大人しい印象にならない様に
帯は金色に輝く〈スタードリーム-FS ゴールド〉にしました。
だって「漫画の神様」を語った本ですもんね。


見返し用紙の〈クラフトペーパーデュプレ デュプレ〉は
晒クラフトと未晒クラフトの抄き合せの表裏表情の違う紙
見返しではクラフト面を見せて
別丁扉では白面が広がり、見開き頁の様な見え方を狙いました。


手塚氏の葛藤や編集者とのやりとり
出版業界の様子だけでなく当時の世相も知れ
僕的には興味津々読み応えアリでした。
実は装幀案が決まった頃に著者が急逝されました。
担当編集氏がお通夜に決まった装幀案を
プリントアウトし祭壇にそえたそうです。
謹んでご冥福をお祈りします。


装幀:清水


追記
担当編集氏にこの記事のご報告を、と思っていたら
「たまたま御社のサイトを見て、清水さんが書かれた
「回想私の手塚治虫」装丁解説の記事を読みました。
そうか、こうやっていろいろ思案しながら仕事されているんだ」
と感想や書評のスキャニングデータをメールで送って頂いた。


今年2月、著者の偲ぶ会で遺影の周り飾った様子が
日本漫画家協会のサイトにアップされていると教えて頂いた。
有り難う御座います。

清水良洋

仁義なき戦いの〝真実〟(サイゾー)

マルプ清水です。

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書名:仁義なき戦いの〝真実〟
副題:美能幸三 残した言葉
著者:鈴木義昭
版元:サイゾー
発行:2017年1月21日 第一刷
判型:四六判  縦組 並製


カバー
用紙:OKミューズガリバーグロス CoC 四六判 Y目 110Kg ハイホワイト
刷り:特色1色=OSスーパーブラック(女神インキ)
箔押:ピクメントホイル C70(村田金箔)
加工:グロスニス

用紙:コート紙(何でも可、白色度の高いもの希望)
刷り:特色1色+スミ1色=2色
   M版対応特色=DIC(フランスの伝統色)F101
   K版対応刷色=OSスーパーブラック(女神インキ)
表紙
用紙:ビオトープGA-FS 四六判 Y目 170kg ボルトブラック
刷り:特色1色=ハイグロス スーパーゴールド 赤口(MEGAMIINK)
別丁扉
用紙:ビオトープGA-FS 四六判 Y目 90kg ベリーレッド
刷り:特色1色=ハイグロス スーパーゴールド 赤口(MEGAMIINK)
見返し
用紙:ビオトープGA-FS 四六判 Y目 90kg ベリーレッド


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僕の撮る腕がなく(>ω<)画像では差が分かりずらいですが
色校正の際箔押しは、ピクメントホイル「C70」 と
スタンダードメタリックホイル「レッドNo.1」(いずれも村田金箔)の
2種稿を試しました。


メタリックはギラギラし
ピクメントは渋く、とどちらもアリでしたが
版元は「渋い」方を選びました。


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別丁扉は映画公開時の広告のキリヌキを配置してます。


映画「仁義なき戦い」シリーズの主人公、菅原文太が演じる
「広島やくざ」広能昌三のモデル、現在は呉で闘病中の
美能幸三本人を訪ね取材を重ねた労作ノンフィクションです。
と、僕の拙い説明よりネットに本書の紹介記事がありますのでご覧下さい。


実は著者の鈴木義昭さんの前著も僕が装幀を担当しました。
偶然にも短い期間に同じ著者の装幀を
別々な版元から依頼頂けたのもなにかご縁ですね。
著者にもそれぞれの担当編集者にも喜んで頂けウレしいです。


装幀:清水


追記
担当編集氏にこの記事のご報告メールをお送り
「拝見いたしました。
デザインの立場から書籍を語っていただくのは大変面白く、こちらも嬉しいです。」
と返信頂きこちらこそ嬉しいです。

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