Malpu Design

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制作メモ

デザインで工夫したところ、用紙・加工などの制作にまつわるお話です。

大胡田友紀

すごい夜空の見つけかた

マルプ大胡田です。
今回は、美しい夜空の写真集をご紹介いたします。

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すごい夜空の見つけかた』( 草思社
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こちらの本、実は
すごい空の見つけ方』『すごい虫の見つけ方
に続く、シリーズの3冊目。
全てマルプがブックデザインをさせていただいており、
カバーデザインは清水が担当しております。

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こちらは目次。
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こちらは本文。
ただの写真集ではなく、
一枚一枚に詳しい解説やエピソードが添えられている
見応えアリ、読み応えアリの一冊です。
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図が付いている写真もあります。
わかりにくい星も見つけやすい仕様です。
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カバーの後ろ側は盛りだくさん!
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『すごい夜空の見つけかた』は、 夏休みの自由研究に活躍してほしい!という思いで
今年の7月に発売されました。
しかし、実は秋の四辺形も冬の大三角も掲載されているのですよ。
秋の夜空を眺めながら、じっくり読んでいただきたい一冊です。

星野槙子

心が穏やかになる空海の言葉

マルプ星野です。
今回ご紹介するのは「心が穏やかになる空海の言葉」(宝島社)。
わたしはブックデザインを担当させていただきました。
「日本一わかりやすい和尚が教える 弘法大使の知恵」という帯文の通り、
名取芳彦和尚のシンプルでわかりやすい(+チャーミングな)ことばで
空海の言葉を読み解いていきます。

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文庫本サイズ(105×148mm)という小振りな判形だったので、
心がけたのは「広さ」と「奥行き」。
〝小さな本の中に、大きな何かが詰まっている〟
そんな本にしたいなーと思ってデザイン作業に入りました。

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カバーは「空海」の二文字そのまま、空と海です。
帯を外すと真っ青な海が。舟も浮かんでいます。
書店さんに並んだとき、広々と気持ちがよくなるような表1にしたかったのです。

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本文は「和尚さんのことばが、まっすぐすとんと届きますように」
と思いながらなるべく読みやすいレイアウトを検証。
メインの言葉に教科書体を使って
やさしくわかりやすく話しかけるようなイメージにしました。


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そして、ここでうれしい助っ人。
今年2月の道場マッチでタッグを組んだカトウミナエさんに
本文のイラストを書き下ろしていただいたのです。
カトウさんのやわらかな線といろんなひとの気持ちに沿う雰囲気が
内容によく似合っていると感じてのお願いでした。
半年どっぷり共同制作をしただけあって、
驚く程にやりとりがスムーズで安心。
信頼して預けてくださる感じ・こちらからも頼りにさせていただく心強さが、
〝道場の賜物だなあ〟としみじみうれしく。

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見晴らしのよい風景から花や星等のモチーフ・虫や鳥や猿等の動物まで、
最終的に数十点も描いていただく贅沢な本文となりました。


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(わたしはここのレイアウトがお気に入り。虫です。)

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(章扉もひとつひとつちがうレイアウトで)


もともととある1冊のことばの本がきっかけで
本のデザインに興味をもったわたしには、とてもうれしいご依頼。
本文もカバー周りも張り切って取り組みました。

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震災後、哲学書やことばの本がよく売れているそうです。
その気持ち、わたしもよくわかる気がします。
具体的・刺激的な情報はもう胸いっぱいお腹いっぱいで、
シンプルで自分の整理のきっかけになるような
すうっと染み込むようなことばが欲しいなあ......
と思っていたところだったから。


見直したり、考えたり、感じ取ることが増えた今だからこそ、
この素直なことばの本がたくさんのひとの手に届けばいいなと思います。
老若男女、どんな方にも楽しんでいただける1冊です。

佐野佳子

シャトー・パフォーマンスアート・マルゴー vol.6

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マルプ佐野です。

第6回目のシャトマルは、
モノを使わず身体のみで表現する第二弾「モノらる2」。
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出演者が「モノらる」を経験して捉えたものをどう昇華してくるのか?
「モノらる」を観た人、観ていない人に、
その面白さをどう見せたら期待してもらえるか?
どんなビジュアルでチラシに落とし込むか? 悩みました。
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一番に頭に浮かんだのは、ル・コルビュジエのモデュロールや、
レオナルド・ダ・ヴィンチのウィトゥルウィウス的人間でした。
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「モノらる」のチラシのコンセプトが「空間」だったので、
今回は「時間」がよいのでは?と意見をいただき、
そして今回は硬派な感じがいいということで、
シャトマルのイメージキャラクター(?)マッチョ君の動きで表してみました。
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印刷は、レトロ印刷
用紙に、わら紙よりもざらつきがある素朴なレトロ紙-Aを選び、
両面、黒で印刷しました。
ざらざらしているので、スミベタにムラが出て、
いまにもインクが手に付きそうな、まるでガリ版刷りのような仕上がりです。
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大胡田友紀

スピリチュアル・エボリューション

マルプ大胡田です。
今回は、思想をテーマにした一冊です。

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スピリチュアル・エボリューション オーロビンド・エッセンスアルテ
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長くおつきあいをしていただいている版元さんです。
専門的な書籍を主に出版されており、
「スピリチュアル・エボリューション」は
携わらせていただいているシリーズの最新刊となります。

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このシリーズの既刊です!
フォーマットは清水がデザインしております。


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カバーは鮮やかな夜空の写真。
人物は、オーロビンド・ゴーシュ本人です。
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すごく不思議な色の星空だけれど、
赤がとてもきれいな素敵な写真です。
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表紙はカバーの赤い星の色に似た、深い赤。
見返しもカバーの空の色からとった、おちついた黄色のタントです。

どちらもとてもきれいな映える色なので、
本を開いた時、カバーからちらりと見えた時に、ハッとしてもらえればいいな。
そしてカバーの写真とのシンクロに、ドキッとしてもらえたら嬉しいです。

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