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制作メモ

デザインで工夫したところ、用紙・加工などの制作にまつわるお話です。

2011年4月の制作メモ

佐野佳子

シャトー・パフォーマンスアート・マルゴー vol.4

マルプ佐野です。

パフォーマンスアートのチラシをデザインしました。
今回アーティストはパフォーマンスをせず、小金井の街のあちこちにちらばって、自由なテーマで「話す」そうです。

それを聞いて、ビジュアルは架空の地図にしよう!と思いついたものの、
どんな架空の地図にするか悩みに悩みました。

ついにおりてきたアイディアはこれ!
脱力系地図です


vol.3のマッチョ君は、身体で表現するパフォーマンスアートを表しているし、キービジュアルとしてよいねという話もでたので、マークにしました。

今回は素のアーティストを体験するということで、
マッチョ君の中身が見えている様子です。

towork.jpg

黒瀬章夫

『今すぐ駆け出すように旅に出たら』制作秘話

こんにTシャツは!マルプ黒瀬です。

朝から心地よい天気!春ですね〜
Tシャツの季節ももう間近...
あ!そう言えばGWぐらいに
Loft渋谷店さんでTシャツ展
あるらしい...あるらしい...あるらしい...(エコー)

さて、今回はインドに旅立ったある人のお話...
『今すぐ駆け出すように旅に出たら』
(コスモスライブラリー)
の制作秘話をちょっとだけご紹介。

編集者でありこの本の著者でもある
森田富雄さんがある閃きから
インドへと駆け出した体験を
自由な雰囲気で綴ったエッセイ本です。

まず最初の打合せで出て来たのが
「緑色の本にしてほしい」とのことで
至るところが緑色です。


帯の見出し、よーく近づいてみると...
インドの伝統文様が!びっしり

表紙は心地のよい落ち着いた色展開が魅力の
「ディープマット」という用紙にオペークインクを使用。
個人的に大好きな紙で、
触ってるだけで心を落ち着かせてくれる効力が...
(個人差あり;笑)

中をあけるとこれまた緑。
見返しと別丁扉の用紙はラフな感じを演出するため
「ファーストビンテージ」を使用。

最初の頁 、このイントロダクションとても好き。

本文の冒頭。実はこの本、章立てがないのです。
それが風通しの良い自由な雰囲気を演出してます。

章立てが無い代わり、文の区切りに
インドの伝統文様をモチーフにした文様アイコンを挿入。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが
実は本文2色刷!贅沢!

今回はフルDTPで全てこちらで
まるまる一冊手がけました。

カバーや本文で使用している欧文書体「Herculanum」
書体デザイナーのアドリアン・フルティガーによって設計されたもの。
1 世紀の、粘土板に書かれた文字をモチーフにしているそうな。
その土臭〜い感じがぴったりかと思いチョイス(笑)

本文中には写真も入ってます。
補正(といっても著者さんが写真に明るい方なので
ほとんど印刷用に処理しただけ...。味があって素敵な写真ばかり)
して4色→グレースケールに変換し
特色+スミのダブルトーンで印刷。

写真は全て見開きor片頁の裁ち落としで
出来るだけ大きく贅沢に使用。写真たっぷり。

本文紙は軽さと独特の手触が魅力の
「アドニスラフ」を使用。
束幅を出すためと裏写りが出ない様に厚めに指定。
ベタ面の毛羽立ち(写真の白い点々)が
いい味出してます...フフ(ヨダレ)
ビバ毛羽立ち!

最後までご拝読賜りましてありがとうございます。
道場マッチ桜のもと濃いインドグリーンの本は
こんな風にして完成に至りました。

ちなみに書名の書き文字はデザイナー自ら、
疾走感をだすためにめっちゃテンション上げて
書いたとか書かなかったとか...(笑)

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